banner_02.gif

2008年02月07日

勝手に絶望する若者たち

勝手に絶望する若者たち

2007年刊。
筆者は産業医。

・若手の辞職理由と現場との意見の食い違い
・採用側・上司から目的・理由がその都度しっかり語られないと、
 新卒側は騙されたという印象を抱くらしい
・現代における職場教育の難しさ
・従来以上にコミュニケーションがスムーズでないと、OJTは回らないが、
 コミュニケーションは逆に粗雑になっている
・上司や先輩自身が自分のことで手一杯である
・教える能力を持った人が教えることをしなくなった
・技術革新が早い職種では旧来型のOJTは機能しなくなる
・マニュアルの手順を省く前に「どういう理由や必要性があって、この項目があるのか」
 を考える行為がおろそかになったとき、マニュアルは意味を失う
・OJT+PDCAサイクル→STDCPA
 教える側がまずやってみせ(Show)→やり方を口頭で説明し(Tell)
 →教えられた側の人にやらせてみて(Do)→双方でチェックし(Check)
 →目的に合っているかを全体で検討し、より好ましい方法があるかどうか
  考え直して再計画を立て(Plan)→それに基づいて試しに行動をし(Action)
 →うまくいったら、教える側がまずやってみせ(Show)→……
・WKY
 →業務をする上で、分からないこと(W)、困っていること(K)、
 やりづらいと考えていること(Y)を出してもらい、情報の共有化をして対策を立てる
・未来を夢想するより、現在の直視を
・なぜミスが生じたか
 →システムそのものに誤りはなかったか(ハード面の見直し)
 →扱い方は妥当であったか(ソフト面の見直し)
 →個人の判断に誤りはなかったか(人為的行為や教育の見直し)
・イメージが一人歩きしている「やりたいこと」
・共通に得られる情報は、上澄みだけ掬い取られた薄い内容である
・若い人たちはなぜ焦るのか?
 →自分が掲げたビジョンがはっきりしすぎている
・集団やチームでする仕事は「やりたいこと」ではなく、「必要とされていること」
・一人で事業をする場合も、一個人に求められるのは、社会が「必要としていること」
・必要なことは相関関係の中から生まれてくる
・若いうちからやりたいことを規定してしまうのはつまらなくもったいない
・やりたいと思っていることを大切に温め、それに近づいていくような生き方をしながら、
 徐々に絞り込んでゆけばよい
・コミュニケーションが大事だと、どの組織体も口をそろえるが、
 どうしたら粗雑なコミュニケーションを立ち直せたかという実績について
 胸を張って主張している組織体は少ない
・コミュニケーションを保つ上で共有すべきは「情報」ではなく「ベクトル」
・大切なのは世代ではなく個人
posted by とーき at 23:07 | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。